花粉症改善のため、鼻のアレルギー神経を切断してきました。|手術・入院体験談

こんにちは。

ご訪問ありがとうございます。

今回は、花粉症改善のための手術と入院をした体験談を書いていこうと思います。(`・∀・´)

手術に至った経緯から手術、術後の経過まで、3ページにわたってお送りします。

【1ページ目の目次】

手術の相談

レーザー照射は割に合わない

僕はわりと重度な花粉症を持っています。

以前、それに耐えかねて鼻の粘膜にレーザーを照射する日帰り手術を試みましたが、手術が思った以上に激痛で、さらに術後も苦痛な日々が長く続いたんですよね。

詳しく知りたい方は以下の記事をご参照ください。

そして、その割には効果は長続きせず、すぐ元に戻ってしまったんですよ。゚(゚´Д`゚)゚。

後鼻神経切断術

そんな中、僕の頭の中によみがえるのは、以前にお医者さんから言われたある言葉でした。

さすがに毎年あんな思いをしてレーザー照射をするのも嫌だったので、思い切って神経切断の手術をしてもらおうと、もう一度お医者さんに相談しにいったわけです。

なんか秒で即答でしたww

というわけで、花粉症による鼻炎改善を目指し、約一週間の入院を伴う手術を受けてきたたわけです。

手術前の検査

まずは手術の1か月以上前に来院し、内視鏡カメラやCT検査にて鼻の様子を探ります。

その結果、先生から次の手術の提案がありました。

①後鼻神経切断術

アレルギー反応を知覚する神経と鼻水を分泌する神経を焼いて切断する手術で、アレルギー性鼻炎の症状を大きく軽減しちゃいます。

②鼻中隔矯正術

僕の場合は鼻中隔が湾曲して右鼻の穴がほとんど塞がっちゃっている状態なので、湾曲部分の軟骨を削って空間を広げ、鼻の通りを良くします。

③下鼻甲介骨切除術

鼻内の下鼻甲介が慢性的に肥大していることにより鼻炎を引き起こしているとのことで、腫れてる中心の軟骨を抜き取ってスリム化します。

こんだけの手術を一回でできてしまうなんて、なんかお得な気がしますね!

と、単純な僕はただただ思ったのでした。(-_-;)

手術当日

時は流れ、手術当日。

前日から入院し、万全の体制でのぞみます。

全身麻酔で手術に挑むのですが、麻酔中は、呼吸を確保するために口から気管にチューブを通すことが必要になります。

チューブ挿入は、麻酔で眠っている間にやってくれるので全く怖くありません。

そんな感じの説明を受けた後、手術台に乗り、点滴で麻酔を投入していきます。

麻酔の点滴を開始して数秒後、手術台の上で看護師さんと交わしたこの言葉を最後に、すぐに僕の意識はなくなりました。

*****

そして、目を開けたとき手術は全て終了していました。

手術は5時間ほどかかったそうなのですが、全身麻酔から目覚めた僕にとっては1秒も経過していない感覚です。

そう、これはまさに未来へのタイムスリップ。

覚醒した直後、意識がもうろうとする中、手術台の上でなんか訳のわかならいことを考えていたような記憶があります。(-_-;)

んで、気づいたら病室のベッドに戻されていました。

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手術直後

鼻呼吸は封じられた

鼻の奥に大量のガーゼをパンパンに詰め込まれ、さらに綿球で蓋をされ、鼻が大きくなりました(笑)

また、ガーゼで完全に鼻の穴が塞がれているので、しばらくは鼻から呼吸することはできなくなります。

これがまたやっかいで、鼻から息が吸えないのって思ったよりしんどいんですよね…

それから、涙腺に近い神経をいじったからでしょうか、手術から数日間、何もしてないのに涙が止まらなくなりました。

この状態、何も知らない人から見れば、ただの「鼻を怪我して泣き止まない人」ですね。

出血はほとんどない

そうそう、鼻内の出血が喉に入ってしまうのを避けるため、手術直後はベッドを水平にして寝ないように指示がありました。

ネットで検索すると、術後は出血が激しかったり痛みに悩まされたりといった情報もあったのですが、僕の場合は、術後の出血も痛みもほとんどありませんでした。

ただ、手術中に気管にチューブを通していたせいで喉の奥がイガイガして、呼吸をすると(口呼吸しかできない)咳き込んでしまったりちょっと辛かったです。

あふれ出す鼻汁

一番辛かったのが、大量の黄色い鼻汁です。

(鼻汁の症状はネットにはあまり載ってなかったので、もしかしたら僕だけの症状かもしれません。)

黄色い鼻汁が止めどなくあふれ出てくるので、しばらくしたらガーゼが黄色くぐしょぐしょになってしまいます。

昼夜問わず2,3時間おきにガーゼを取り替える、という面倒な作業をする羽目になりました。(´;ω;`)

熱も上がってヘロヘロに

手術を終えて数時間後、38.5℃まで発熱しました。

手術直後に発熱することはよくあるんだそうです。

~2ページ目に続きます~

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コメント

  1. a より:

    記事楽しく読ませていただきました!
    お伺いしたいことがあるのですが、この手術は鼻の形が変わったりすることはありますか?
    私自身万年鼻づまりで直したいと思っておりまして…
    お忙しい中かと存じますが、ご回答いただけたら幸いです!

    • 父ちゃん より:

      こんにちは。

      医師の説明では、「軟骨を削り過ぎると鼻の構造を維持できなくなる(=形が変わる)こともあるので、削り過ぎることのないように手術する。なので、手術をしても完全に鼻を広げることはできず、完全には鼻が通らないこともある」とのことでした。

      実際、私も完全に鼻が通るようになったわけではないので、削りすぎることのないようちゃんと手術してくれたんだなーと思っています。
      もちろん、術前と比べて鼻の形は全く変わっておりません。

  2. es より:

    こんばんは。
    面白い記事でした!
    私も2020年5月、下鼻甲介切除術+後鼻翼突管神経切除術を受け、同年9月頃若干の再発…そして昨年7月に、もう一度手術してもらいました。
    …ですが、また再発中で、くしゃみによるぎっくり腰にまでなった始末です…(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)
    神経の再生って、怖いものですね。
    また手術を受けるか、病院を替えるか悩みどころです。
    お父ちゃん様は、再発はありませんか?

    • 父ちゃん より:

      こんにちは。
      コメントいただき有難うございます😊

      やはり神経は再生するものなのですね。
      短期間のうちに再手術に至るほどとは、人間の再生力は侮れないですね…

      私の場合、手術から約1年半経過しますが、今季は鼻水くしゃみが少し戻ってきたなあと感じています。
      幸い、程度としてはまだそこまでではないですが…

      神経の再生に個人差はあるとは思いますが、再生しないように祈るばかりです。(^◇^;)
      貴重な情報をありがとうございました🙇‍♂️

  3. おは より:

    年明けに同じ手術をする予定なのですが、少し勇気が出ました。
    ありがとうございました。

    • 父ちゃん より:

      こんにちは。
      同じ手術をされるんですね。
      そんな気負う必要もないと思いますが、頑張ってくださいね🙌